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動労総連合・九州ブログ

国鉄九州動力車労働組合(通称:動労総連合・九州)の活動を紹介するブログです。

メーデー参加者への訴え


本日、福岡県の連合メーデー参加者に向けて、以下のアピールを載せたビラを配布しました。


熊本震災救援、労働法大改悪反対!

ゼネストで戦争と改憲の安倍打倒へ!

国鉄九州動力車労働組合


 メーデー参加のみなさん! 4月14日、16日と熊本で「震度7」の地震が2度、同じ場所を襲うという前例の無い大震災が起こりました。死者49人、行方不明者1人、震災関連死は16人を超え、今もな連日余震が続き、その数は1000回を超えました。負傷者は1135人、建物の全半壊は2479棟にのぼり、避難者は20万人に達しています。
 私たち国鉄九州動力車労働組合(動労総連合・九州)は、震災によって亡くなられた方々の冥福を祈るとともに、労働組合として労働者・住民の命と生活を守るために、4月17日より被災地救援の活動を開始しました。この活動への支援を心よりお願いします。

●熊本地震は新自由主義による人災

 今回の熊本大震災は、単なる自然災害ではありません。1987年の国鉄分割・民営化以来30年余続く新自由主義の資本家優遇・地方切り捨ての政策、さらに政府の「九州の西側では大地震はない」というデマ宣伝によって、より巨大化した人災にほかなりません。
 多くの方が老朽化した家屋の下敷きや避難先のストレスで亡くなりました。それは、熊本市民病院や宇土市役所の崩壊など、本来なら救援拠点となるべき場所が崩壊し、自治体職員の大幅削減で、救援そのものが対応不能に陥ったことと無縁ではありません。
 熊本は、実際は日本有数の断層地帯、火山地帯です。地震の危険性を過少に評価する政府や御用学者の宣伝は、川内原発再稼動と九電を守るためのデマ宣伝だったのです。それゆえに自治体も「震災への備え」を決定的に欠き、被害の拡大を招いたのです。


●原発再稼動推進、戦争法発動を許すな!

 ところが安倍政権が真っ先に取った対応は、丸川環境大臣や原子力規制委員会に「川内原発には異常ない。停止の必要はない」と言わせることでした。さらに安倍政権は、大量の自衛隊と米軍まで投入した戦争体制の発動、治安対策を地震発生から直ちに展開しました。それは現在も朝鮮半島で行なわれている史上最大の米韓合同軍事演習と一体となった戦争訓練・治安訓練です。特に、米海兵隊のMV22オスプレイの投入は、安保関連戦争法の発動、集団的自衛権の行使そのものです。これらが電撃的におこなわれる一方で、国会ではTPP(環太平洋経済連携協定)の審議が継続され、「激甚災害」への指定やボランティアの受け入れは、地震発生から一週間以上も経ってからでした。安倍政権が誰の方を向いているのかは明白です。
 しかし、今回の熊本震災は、安倍政権が目論む改憲・戦争と、そこに向けた7月衆参同時選挙の強行策動を破産させ、アベノミクスの大破産をもたらしています。多くの人が熊本震災の人災としての本質を見抜き、それをもたらした安倍政権に怒りを燃やしています。
 同じとき、海を越えた韓国やブラジルでは、各国政府が推し進める戦争と労働法の大改悪にたいして労働者民衆の憤激が高まり、巨大ゼネラル・ストライキが闘われています。今こそ日本からも戦争と改憲、労働法大改悪の安倍を打倒する労働組合のゼネストを実現しましょう!

●4・27九州新幹線の安全無視の運転再開を弾劾する!

 今回の熊本地震で発生した数々の大事故の中でも、九州新幹線の脱線はとんでもない重大事故です。今回の事故は、脱線を防ぐために台車と線路に設置すべき「脱線防止ガード」「脱線防止ストッパー」がおかれていなかったことによるものでした。2004年に起きた中越地震と上越新幹線脱線事故の教訓は、営利優先、コスト削減推進のJR九州資本の姿勢の下で何一つ活(い)かされていませんでした。さらに九州新幹線は全線で150ヶ所以上の異常が確認され、まともに運行できない状態であることが明らかとなりました。
 ところがJRは、4月27日から九州新幹線の全線運転再開を強行しました。これは安全確保など一切されていない、何らの原因究明も再発防止策も取らないままの運転再開です。今もなお余震が続く中で、さらなる地震発生など全く考慮せず、乗員・乗客を生命の危険にさらす暴挙だといわざるを得ません。
 国土交通省やJR九州は、この運行再開で「ゴールデンウイークに間に合った」などと小躍りしています。今秋株上場=完全民営化が熊本震災によって破綻することに怯(おび)え、安全無視を承知で運行再開を強行したのです。鉄道の安全、人の命を軽視するJRの経営姿勢こそ、国鉄分割・民営化の行き着いた姿そのものです。

●今秋株上場を口実にした291駅無人化を許すな!

 JR九州は、3月のダイヤ改定で管内の半分を超える「291駅の無人化」を打ち出しました。また「九州新幹線・新玉名駅ホーム無人化」も実施に踏み切りました。驚くべきことに青柳JR九州社長は「これは安全向上、サービス向上だ」「今後、ロボットも投入する」と宣言するありさまです。また「(不動産投資などの)鉄道外収入を増やし鉄道事業を2割程度にする」と宣言し、駅ビル経営などサービス産業の大企業化を図る一方、採算の取れないローカル線の徹底的な切り捨てが狙われています。
 今回の熊本震災は、私たち鉄道労組の存在を真っ向から問うています。鉄道の安全を守る闘いは鉄道労組の使命です。しかし、JR九州内の多くの労働組合は「企業あっての労働者」とばかり、JR資本に与し、そのお先棒を担ぐ存在に成り果てています。
 私たち動労総連合・九州は、被災地救援の闘いとともに、鉄道の安全を守るためにJR労働運動の再生へ全力で闘います。

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プロフィール

HN:
動労総連合・九州
年齢:
1
性別:
非公開
誕生日:
2016/02/24
自己紹介:
解雇撤回、反合理化・運転保安確立をめざし、闘っています。

現在、熊本大震災の救援活動をおこなっています。救援物資・カンパの協力をよろしくお願いします。

■救援本部■ 
福岡市博多区山王1-1-15 
ローズマンション山王601号室
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・電  話 092-483-0860
・携帯電話 090-8177-5962

■救援カンパの送り先■
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口座番号 01720-1-128148

・国鉄全国運動・九州
(コクテツゼンコクウンドウ キュウシュウ)

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